私は息子達が毎日、新鮮で刺激的な日々を送れるよう、毎日の遊びと夕飯に変化をつけるようにしています。
変化に富んだ毎日が脳のシナプスを増やし、何ごとも楽しめる子どもを育てるのだそうです。
そして私は、子供たちが毎日を新鮮な気持ちで過ごせるように「季節を楽しむ遊び」や「旬の食材を食べる」 ことを大切にしています。
重陽の節句とは9月9日に菊酒や菊の花を見て楽しみ、長寿や豊穣を祈る日です。
今回は長男と重陽の節句お祝いしてみたので、そのことについて記載します。
この記事の要点は以下の通りです。
2、菊酒 の代わりに菊の花をお風呂に浮かべてみた。普段とは違うのお風呂にテンションが上がります。
3、夕飯レシピ
(1)栗ご飯
(2)かぶと豚バラの甘辛炒め
(3)鯛の唐揚げ
(4) 大根、インゲン、豆腐の味噌汁
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古代中国では奇数(陽数)が貴重とされ、その中でも一番大きな「9」がふたつ重なる9月9日は「重陽」と呼ばれました。
そして漢の時代頃から長寿の効果があるとされる菊酒を飲み交わすようになりました。
これが奈良時代に日本へ伝わり、宮中で菊花の宴が開かれたのが重陽の節句のはじまりです。
ちょうど旧暦の9月9日は秋の収穫の時期と重なるため、その年の収穫に感謝し、栗ご飯を食べる習慣も生まれたそうです。
重陽の節句とは、総じて菊酒や菊の花を見て楽しみ、長寿や豊穣を祈る日なのです。
2、菊酒 に見立て菊の花をお風呂に浮かべてみた。
長男は遊びに夢中で、なかなかお風呂に入ってくれませんでしたら。
そこで、わざと次男に向かって「今日は菊の花をお風呂に入れて、重陽の節句をお祝いしましょうね」と大きな声で言ってみました。
すると、長男は「なになに?面白そうだから、僕もやるー」と近づいてきます。
私は「今日は9月9日で9が2つ並んでる特別な日なんだよ。菊のお花を見ながら、これからも元気で暮らせますようにってお願いする日だよ」と教えてあげました。
そして、長男は菊の花を9個お風呂に入れて、一番乗りでお風呂に入りました。
長男はお風呂に浮かんでいる菊の花に鼻を近づけ、くんくん匂いをかいでいます。
すると「なんかいい匂いがするよ」と教えてくれました。
私も菊の花に鼻を近づけてみると、菊の花の香りがほんのりします。
菊の花がたくさん咲いていた祖母の家の庭を思い出しました。
なんだか懐かしい気分になります。
長男はお風呂で手をかき回し、流れをつけて菊の花を泳がせていました。
菊の花を水面に浮かべただけですが、視覚、嗅覚、聴覚を使って楽しむことができました。
長男もいつもと違うお風呂にキャハキャハと喜び、テンションが上がっていました。
その後、お風呂に入れた菊はお皿に浮かべても綺麗でした。
3、夕飯レシピ
昔は重陽の節句に栗ご飯を食べていたということで、栗ご飯を作りました。
今は栗の甘露煮があるので、手軽に作ることができます。
(1)栗ご飯
参考にしたレシピはこちらです。
甘露煮を使った 甘さほんのり栗ごはん | レシピ動画のkurashiru [クラシル]
https://www.kurashiru.com/recipes/6ff7c64d-120d-479c-a10a-e86336bc7274
(2)かぶと豚バラの甘辛炒め
参考にしたレシピはこちらです。
食べ応え満点!かぶと豚バラの甘辛炒め
https://delishkitchen.tv/recipes/173106020141236627
※野菜は子供が食べやすいように細かく切りましょう。
(3)鯛の唐揚げ
鯛の切り身が安かったので、買ってきました。
長男も揚げたら、食べてくれました。
①鯛の切り身にを食べやすい大きさに切る。
②塩をまぶし、10分ほど置く。
③切り身から出た汁を拭き取り、片栗粉をまぶす。
④油で揚げる。
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今まで普通の日として過ごしていた9月9日です。
重陽の節句を意識してみると、菊をお風呂で鑑賞するという面白い形で長男と楽しむことができました。
皆さまも9月9日は秋の始まりに家族みんなて健康を祈る特別な日にしてみてはいかがでしょうか。