次男は今月で生後6ヵ月、ちょうどハーフバースデイを迎えます。
私は長男が3歳4ヶ月の時に次男を出産しました。
今までパパ、ママの愛情を一心に注がれ、やりたい放題遊んでいた長男。
弟ができたことは人生において大きな出来事だったでしょう。
今日は次男のハーフバースデイを記念して、次男出産直前から今までを振り返りたいと思います。
この記事の要点は以下の通りです。
①上の子連れの里帰り出産は、里帰り先で保育園の一時預かりを利用しよう。
→上の子が里帰り先でより楽しく過ごせるでしょう。
②事前にママが入院して不在になることを、上の子に言い聞かせておこう。
→入院時ママがいなくても、上の子が落ち着いて過ごせます。
③下の子が生まれても、上の子を極力優先しましょう。
→無意味な赤ちゃん返りを最小限にすることができます。
④じいじ、ばあばがいると、上の子は甘えて言う事を聞かなくなります。しかし、一時的なものなので、気にしないようにしましょう。
→家に戻るとまたママの言うことを聞くようになります。
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1、臨月~生まれるまで
私は福島に里帰りをして次男を出産しました。
長男も里帰り中は保育園を休園しているので、一日中、家にいます。
最初の3週間は、じいじばあばの家に遊びにきた感覚で、楽しそうに過ごしていました。
実家にいて全く家事をしなかった私は、ほぼ毎日、長男と公園や児童館に行って遊びました。
じいじも長男と自転車で公園に行ったり、川に白鳥を見に行ったり、河原で野良遊びをしてくれました。
大雪が降った時は、雪だるま、そりすべり、かまくら作りもしてくれました。
そのおかげで、長男は福島でしかできない遊びをすることができました。
天気が悪いときは家でレゴブロック、プラレール、そしてテレビを見て過ごしました。
特にトムとジェリーは気に入って、毎日トムとジェリーの時間を楽しみにしていました。
しかし、家庭での遊びは限界があります。
今まで保育園でお友達と遊んでいたのに、遊び相手がじいじ、ばあば、そして身重のママになります。
お友達と遊ぶような激しい遊びはできません。
そして12月の福島は寒く、外で遊べない日があります。
3週間を過ぎたころから「なんで僕、ずーっとじいじとばあばのおうちにいるの?」と聞いてくるようになりました。
長男はじいじ、ばあば、そして福島が大好きなので、2ヵ月ぐらいは騙されて楽しく過ごせると思っていました。
しかし、3歳ともなると自分の家、住んでいる場所にちゃんと愛着があるのです。
いくら大好きな人と生活していても、違う場所にいると違和感を感じるのです。
私はつくづく里帰り先で保育園の利用申請をしておくべきだったと思いました。
週に2回ぐらい保育園に行くことで、長男も同年代の子供達と遊べ、より楽しく過ごせたでしょう。
2、次男出産時
次男の出産前、しておいて良かったことがあります。
それは週に2~3回、お風呂でママにこれから何が起こるか、長男に教えてあげていたことです。
・ママのおなかからは間もなく赤ちゃんが生まれる。
・生まれるときは病院にお泊りをしなければならない。
・ママは6回寝たら、おうちに帰ってくるので、それまでじいじとばあばの言うことを聞いて過ごしてほしい。
この三点を事前に教えておきました。
そのおかげで私の入院中、長男は慌てたり、騒いだりせず、落ち着いて過ごすことができました。
1月5日未明、陣痛が来ました。
長男が寝ている間、病院へ行き出産となりました。
出産中、ばあばは私にずっと付き添ってくれました。
したがって、長男が朝起きた時、家にいたのはじいじだけでした。
じいじが長男に「ママは赤ちゃんを産みに病院に行ったんだよ。後から一緒に病院へ行こうね」と言ったら、「わかったー」と答え、じいじと仲良く家で過ごしたそうです。
3歳ともなると、事前に大事なことを教えておけば、状況を理解できるようになるのです。
私の入院中、長男は毎日病院に来てくれました。
病院では生まれたての次男の頭をなでて、「かわいい、かわいい」と言ってくれました。
しかし、1時間ぐらい経つと、おもちゃのない病院に飽きて、家に帰りたがりました。
長男は「バイバーイ、また明日来るからね」と言ってあっさり帰ってしまうのです。
こちらが寂しくなるくらいでした。
夜もママがいなくて、泣くこともなかったようです。
長男も多少は寂しかったと思います。
ですが、事前に私が教えていたことを思い出し、落ち着いて過ごすことができたのでしょう。
3、次男、生後40日まで
産後1カ月は上の子も精神不安定になる時期です。
出産前と違って、ママは長男と公園や児童館に行くことができません。
何者か良く分からない次男が家にずっとおり、ママとお出かけできなくなった長男はストレスを溜めていました。
私は、授乳時以外は上の子を優先に接する、ママと一緒に遊びたい要求を聞いてあげました。
産後、体は辛かったですが、できる範囲で長男とたくさん遊びました。
ボール転がしごっこ、長男の肩につかまり、部屋をグルグルまわる電車ごっこなどです。
生後1ヶ月間、次男はほとんど寝て過ごします。
起きていても、じいじ、ばあばに次男を見てもらえたので、とても助かりました。
しかし、100%の時間を長男に使うことはできません。
長男はおっぱいの時間になると決まって「抱っこしてー」とせがむようになりました。
長男にとって、かまってもらえなくなる授乳の時間は嫌だったのです。
そんな時、私は長男が赤ちゃんだった時の写真、動画を見せてあげることにしました。
「〇〇ちゃんも、赤ちゃんだった時、こんなにかわいかったんだよ。」と教えてあげました。
長男は、赤ちゃんの自分を見るといくらか気が紛れたようです。
だんだん授乳の邪魔をしなくなりました。
過剰なくらい長男優先に過ごすことによって、赤ちゃん返りもひどくなかったように思います。
ある夜、長男はとても面白い事を言いました。
「〇〇ちゃん(次男の名前)、病院から買ってきたんでしょ?〇〇ちゃん、もう病院に返して来たら〜。」
まだ、次男という存在が何か分からず、我慢が多くなった長男の素直な気持ちが表れています。
その言葉を聞いてじいじ、ばあば、私で大笑いしました。
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長くなりましたので、本日はここまでとします。
次男、生後1ヶ月以降のお話はまた次回書きたいと思います。
最後に「上の子を連れて里帰り出産」をする方へアドバイスです。
上の子はじいじ、ばあばがいると、甘えてママの言う事を聞かなくなります。
これは一時的なものなので、気にしないようにしましょう。
里帰り先から戻ったら、ちゃんとママの言うことを聞くようになりますよ。