今日は、長男が保育園に行きたがらない時の対処法をご紹介します。
子供は何か環境の変化があると、すぐ保育園に行きたがらなくなります。
特に自分の転園、仲の良いお友達の転園、兄弟の誕生などは、子供にとってかなり大きな環境の変化です。
長男の場合、次男の里帰り出産で保育園を2ヶ月休んでいました。
そのせいで、東京に戻ってからの2ヶ月間は朝、保育園に行くため、長男を家から出すのが大変でした。
子供が保育園に行きたがらないと、親はどうしてもイライラしてしまいますよね。
しかし、親のイライラは子供にとって逆効果です。
ますます行く気が失せてしまいます。
そこで、長男をスムーズに保育園に行かせるため、私が心がけている事をご紹介します。
1、朝は時間に余裕を持って起こす。
私は家を出発する2時間前には長男を起こします。時間がないと、親もイライラし、全てがうまくいきません。
2、子供が好きなキャラクターの話をして子供のやる気を引き出す。我が家はシンカリオンのハヤト君です。
3、子供のグズグズに親がいイライラしてきた時こそ子供をぎゅっと抱きしめる。
これはかなり効果があります。子供も行きたくない気持ちを分かってもらえたと納得します。
4、簡単なゲームをする。
子供の気持ちがポジティブな方向に切り替わります。
例)1番になるために競争するゲーム、青色探しゲーム、側溝の上を歩くゲーム、影を踏まないゲーム等
5、子供が1つ1つ準備をこなす度に褒めてあげる。
子供の気持ちをポジティブにしてくれます。
6、なぜ保育園に行きたくないのか理由を問い詰めない。
3歳以下の子供に理由を聞いても本音は出てきません。
まだうまく説明できないのです。
そしてなんとなく行きたくないだけの事が多いのです。
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これはあらゆる策を講じて、登園時間の9時までに保育園に辿り着いた朝のお話です。
「保育園に行きたくなーい」
長男の行きたくない虫がまた現れました。
まず、パジャマから登園服に着替えさせます。大好きな新幹線の洋服を出してあげましたが見向きもしません。
長男は麦茶を飲むと「おトイレー」と言って、トイレに行きました。
トイレの後も着替えをする様子はなく、寝そべってダラダラしています。
イライラし始める自分を必死で抑え、長男へ時計を見せてこの一言。
「短い針が9のところ、長い針が12の所に来るまでに、保育園に着かないとシンカリオンのハヤト君、テレビからいなくなっちゃうよ。ハヤト君は時間と言ったことは守る子だもんね。」
知恵がついてきた長男はすかさず
「じゃあ、今度からカーズ見る」と返します。
そこで私もとっさに
「カーズも見れないよ。ハヤト君とマックイーンはお友達だから、マックイーンもハヤト君と一緒にテレビからいなくなるんだって」と返します。
好きなテレビが見れなくなると思った長男は「今日はマックイーンのお洋服にする!」とようやく着替え始めました。
しかし、着替えた後もまた寝っ転がりダラダラ、ダラダラです。
家を出るにはリュックを背負って、靴下と靴を履かせなければなりません。
そこで、「今日の準備はママが1番だ!」と私が独り言を言います。
なんでも1番になりたがる長男はリュックを背負い、靴下、靴を履き始めました。
ここで「かっこいい!」と思いっきり褒めてあげました。
これでようやく家の外に出ることができます。
しかし、玄関を出た直後、「やっぱり、保育園行きたくなーい」としゃがみこみます。
そんな時には以前ネットで調べた対策法が効果的です。
ぎゅっと抱きしめ、「大丈夫だよ、ママはいつも味方だよ」と言ってあげることです。
次男をエルゴで抱っこしている私は、長男をぎゅっと抱きしめることはできません。しゃがんで息子の手を握り、「保育園に行きたくないよね。大丈夫だよ。ママは味方だよ」と言ってあげました。すると見事に長男は歩き始めました。
その後も長男は何度かしゃがみこみました。
私はその度にハヤト君がテレビからいなくなってしまう話をしたり、側溝の上を歩くゲームをしました。
そしてなんとか時間までに保育園に辿り着くことができたのです。
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大人が仕事に行きたくない時があるように、子供もとても頑張って保育園に行っています。
子供の気持ちを理解し、寄り添うことで、子供は前向きになります。
イライラしてしまう時こそ、子供の気持ちに寄り添ってあげることが必要なのですね。