イライラしない子育て日記

4歳と1歳男児の子育て中の育休中ママです。 どんな時もイライラしないをモットーに、子供と遊びながら学ぶ日々を綴っていきます。

親も学ぶことが多い公園遊び

公園遊びは子供だけが能動的に遊ぶ場所と思いがちですが、親も様々なことを学べる場所です。

先日、長男と近所の公園に遊びに行った時は、大人として子供とどう接するべきかを考えさせられました。

今回はその時に私が感じたことをご紹介します。

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私が感じたことは大きく以下の3つです。

1、 子供は他の子供から多大なる影響を受ける。

2、たくさんの子供たちから好かれる大人には秘訣がある。

3、子供をてきとうに叱ってはいけない。

です。

 

1、 子供は他の子供から多大なる影響を受ける。

長男は公園に行くとまず、滑り台、ぶらんこ、スプリング遊具、鉄棒などの遊具を一つずつやっていきます。

しかし、最終的に長く遊ぶのは他の子供たちがたくさん遊んでいる場所や遊具です。

この日は弓型のうんていで女の子が3人ほど遊んでおり、そこに行って遊びました。

女の子3人はうんていの上を登る遊びをしていました。

女の子は4歳か5歳ぐらいだったので、上手にうんていの上を登り、降りていました。

最初、長男はゆっくりと一段、二段、三段、四段と登り、四段で怖くなり、ギブアップしていました。

しかし、女の子達の登り方を見て、真似をしているうちに、五段まで登れるようになりました。そして「僕、五段まで登れたー」ととても嬉しそうでした。

 

私はついつい知らない子と遊んでトラブルになりたくないと思い、誰もいない公園や遊具で長男を遊ばせてしまっていました。

ですが子供にとってそれは良くないのですね。

3歳になると同じ年代の子供との関りを求めています。

同じ年代の子と遊ぶことが一番楽しいのです。

そして、トラブルになった時はなった時で良いのだとも思いました。

トラブルになる経験を重ねていき、どのように解決したらよいか子供が学んでいけるのかなと。

 また、長男は保育園に行っているので、自分がどう振舞ったらトラブルになるか、ならないかを心得ており、思いのほか初めてのお友達と仲良く遊べるのです。

 

2、たくさんの子供たちから好かれる大人には秘訣がある。

 先日、行った公園には多くの子供達から懐かれているパパとママがいました。

 パパは子供たちと一緒に砂場遊びをしていました。

自分もかなり泥だらけになって子供たちと砂場遊びに興じていました。

大きなヤマを作り、トンネルを掘ったり、小川を作って水をながしたり、子供たちだけではできない、ダイナミックな作品を子供たちと一緒に作っていました。

大人も真剣になって遊ぶと、子供達も楽しくて寄ってくるのです。

ママは女の子たちとの会話がとても上手でした。お友達と話すように、女の子に語りかけるのです。4、5歳の女の子は大人の女性の真似をしたがる時期です。

 女の子たちはそのママさんが自分を子ども扱いせずに、同じ目線で接してくれているのが嬉しく、楽しかったのでしょう。

パパ、ママが子供たちに人気だと、その子の周りにもお友達がたくさん集まってきます。たくさんの子供と遊ぶ機会が作れるのです。

長男もうんていで遊んでいるときに、そのママに名前を覚えてもらいました。

長男とそのママはすぐに打ち解け、「今、僕、何段まで登ってる~?」と尋ねたりして、すっかり仲良しになりました。

 

3、子供をてきとうに叱ってはいけない。

 子供が4歳ぐらいになると、子供から目を離し、ママ友との立ち話に興じているママさんがいます。

先日行った公園にも、同じ幼稚園の子供同士で遊ばせていたママさん達は子供から目を離し、立ち話に夢中でした。

 長男が公園に着くと、さっそく滑り台を目指して走り出しました。

すると横から4歳くらいの女の子が長男とぶつかり、長男が転んでしまいました。

その時女の子は転びませんでした。

すると、後ろからその子のママがものすごい勢いでやってきて、その子をいきなり叱りつけました。

「おまえがちゃんと周りを見てないから、この子を転ばせちゃったんだろっ」

 突然お母さんにものすごい剣幕で怒られ、その子は泣き始めてしまいました。

 私は「うちの子もいきなり走り出したのがいけなかったので、ごめんなさい。けがもしていないので、大丈夫ですよ」とその子とその子のママに説明しましたが、ママの怒りが収まりません、

女の子が泣き続けると「なんでお前が泣くんだよ」とまた更に怒ります。

その子も自分だけが悪いわけではないと本心で思っていたんだと思います。

再度、私から「この子も周りを見ずに走り始めたので、ごめんなさい」ともう一度説明したことで、その子のママも落ち着きました。

ママ友との話に夢中で、ぶつかった瞬間を見ていないのに、一方的に自分の子を叱りつけることはよないですよね。自分の子を深く傷つけてしまいます、、

「自分が見ていないことは感情的に怒ってはいけない」、「子供の話をよく聞いてあげなければならない」、「幼児期は子供のことを常に見守ってあげなければならない」と深く思いました。

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このように人がたくさんいる公園で子供と遊ぶと、他のママ、パパを見て、とても学ぶことが多いのです。ぜひ、子供と積極的に公園へ出かけ、共に成長しましょう。